岩国事業所にて第36回「夏休みジュニア科学教室」を開催

2024年7月24日 企業情報

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 当社岩国事業所(山口県岩国市、以下「当事業所」)において、7月23日、公益財団法人やまぐち産業振興財団が主催する小中学生向け科学イベント、第36回「夏休みジュニア科学教室」が開催され、山口県内の小中学生と保護者など合わせて35人が参加しました。

 

講義

講義の様子

浸透実験

浸透実験を体験している様子

 

 当事業所は、小中学生に科学の面白さをもっと知ってもらいたいという「夏休みジュニア科学教室」の趣旨に賛同し、2019年より本イベントの開催に協力してきました。2年ぶり3回目の開催となった今回のテーマは「半透膜を使った浸透の実験」。長年、海水淡水化施設向けに浸透膜製品を開発・製造してきた当事業所の従業員が講師役となり、実験装置を使って半透膜の働きを解説したり、逆浸透現象体験機「アクアフムフム」を用いて半透膜で海水から真水を取り出す仕組みを体験してもらいながら、浸透現象について楽しく学べる機会を提供しました。

 「夏休みジュニア科学教室」の参加者からは、「普段はできない実験に参加できて楽しかった」「半透膜を使って海の水が飲めるようになると知って驚いた」といった感想が寄せられました。今後も当事業所が手掛ける製品・技術を体験できるイベントなどを通じて地域の皆さまに事業所の活動へのご理解を深めていただきながら、地域社会の発展に貢献できるよう事業活動に努めてまいります。

 

岩国事業所で開発・製造する浸透膜製品について

アクア膜

 浸透膜製品を開発・製造する当事業所では、1980年に海水淡水化施設向けの中空糸型逆浸透膜(RO膜)モジュール「ホロセップ®の生産を開始。高い水回収率と優れた耐塩素性が特長の「ホロセップ®」は、使用環境の厳しい中東湾岸諸国の海水淡水化施設などで多く採用され、長年にわたり高品質の飲料水の製造に貢献してきました。近年では、排水の減容化や有価物回収が可能な省エネルギー・環境配慮型となる濃縮膜の用途展開にも注力しています。現在は、東洋紡エムシー(株)が各種浸透膜製品の開発・製造・販売を行っています。

※「ホロセップ®」は東洋紡エムシー(株)の登録商標です。

岩国事業所について

岩国事業所

 1937年操業開始。現在は、東洋紡(株)岩国機能膜工場、東洋紡エムシー(株)岩国樹脂・ケミカル工場、岩国環境・ファイバー工場の3つの工場で構成。人工腎臓用中空糸膜、各種高機能樹脂、不織布などの生活資材、海水淡水化膜など、幅広い分野の高機能製品を開発・製造しています。

 

 

以上

本件に関するお問い合わせ先

東洋紡株式会社 コーポレートコミュニケーション部 広報グループ
TEL 06-6348-4210
MAIL pr_g@toyobo.jp

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