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当社の総合研究所内「コーポレート研究所シミュレーションセンター」が 科学研究費助成事業(科研費)研究機関に指定

2024年9月19日 企業情報

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 当社の総合研究所(滋賀県大津市)内にあるコーポレート研究所シミュレーションセンター(以下、「シミュレーションセンター」)は、このほど、科学研究費補助金取扱規程(昭和40年3月30日文部省告示第110号)第2条第4項に規定される、科学研究費助成事業(科研費)指定の研究機関として認められました※1。化学系の素材メーカーがシミュレーション分野における研究機関として指定を受けるのはこれが初めて※2です。

 

東洋紡の総合研究所

「シミュレーションセンター」のある当社総合研究所

 

 当社シミュレーションセンターは、コーポレート研究部門において、計算機シミュレーション技術の活用推進や専門人材の育成を担う組織です。当社の計算機シミュレーション技術は、1960年代に世界で初めて開発した合成繊維の紡糸シミュレーションに端を発し、これまで医療、食糧、資源、エネルギーや環境などのさまざまな分野で活用されてきました。とりわけ、高分子やその複合材料を中心とした素材分野のシミュレーション技術に強みを持ち、高機能素材とシミュレーション技術を組み合わせたソリューション提案を通じて、顧客の課題解決への貢献を目指しています。「分析・シミュレーション技術」は、「高分子技術」「バイオ・メディカル技術」「環境技術」と並び、当社が掲げる4つのコア技術の1つです。

 

 科学研究費助成事業(科研費)は、人文・社会科学から自然科学まで全ての分野にわたり、基礎から応用までのあらゆる「学術研究」を格段に発展させることを目的とする「競争的研究費」の助成を行う事業です。このたびの指定を受け、「素材+サイエンスで人と地球に求められるソリューションを創造し続けるグループ」を“めざす姿”として掲げる当社は、今後、大学や公的機関との産学官連携による共同研究やオープンイノベーションの推進をさらに強化していきます。また、シミュレーションの基盤技術の一層の研鑽に注力するとともに、MI(マテリアルズ・インフォマティクス)をはじめとする機械学習分野の技術とシミュレーションを融合させることによりイノベーションの創出を図り、社会課題の解決に貢献できるよう努めてまいります。

 

※1: 2024年8月29日時点 日本学術振興会Webサイトより :https://www-kaken.jsps.go.jp/kaken1/kikanList.do 
※2: 2024年8月29日時点、当社調べ。 

 

以上

本件に関するお問い合わせ先

東洋紡株式会社 コーポレートコミュニケーション部 広報グループ
TEL 06-6348-4210
MAIL pr_g@toyobo.jp

※掲載されている情報は、発表日現在のものです。その後、内容が変更になっている場合がありますので、あらかじめご了承ください。

注意事項

本ホームページに記載されている業績見通しならびに事業計画は、各資料発表時点において弊社の経営方針にのっとり入手可能な情報および弊社が合理的であると判断した一定の前提に基づいて作成したものです。したがって、顧客の設備投資の動向、為替相場の動向など、様々な要因の変化により、実際の業績は記述されている見通しとは、異なる結果となり得ることをご承知おきください。