総合研究所紹介

Innovation starts here
イノベーションを堅田から世界へ
「新」の創出
総合研究所は、中長期的な基礎研究や新規事業の創出を担う「コーポレート研究部門」と、各事業に直結した研究開発を行う「事業部研究部門」、医薬品の製造受託をおこなう「大津医薬工場」から成る、当社グループの研究開発活動の中心拠点です。1931年に東洋紡績株式会社(現・東洋紡株式会社)化学研究所を設立して以降、時代のニーズに応じて繊維から、フィルム、バイオ、高機能素材・製品などへと研究領域を拡大するとともに、新たな製品・技術の研究開発に努め、持続可能な社会に資する事業を支えるための研究開発を展開し続けています。
沿革(抜粋)
1927 |
堅田人絹工場(滋賀県大津市 現在の総合研究所所在地)レーヨン生産開始
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1931 |
昭和レーヨン(株)堅田工場内に化学研究所を設立
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1959 |
研究拠点を堅田に移し、繊維技術研究所と改称(研究所の元年)
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1966 |
東洋紡績(株)と呉羽紡績(株)が合併
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1976 |
研究所を堅田に統合し、総合研究所として発足
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1996 |
ISO14001認証取得
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2000 |
基礎研究と開発研究を分け、(株)東洋紡総合研究所を設立
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2005 |
(株)東洋紡総合研究所を本体へ吸収合併し、総合研究所にコーポレート研究所として改編
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2012 |
東洋紡(株)に商号を変更
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2018 |
企業内保育園「おーきっず®」開設
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2023 |
研究所のリニューアルを開始し、パイロットプラント棟が完成
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研究所紹介
コーポレート研究部門には、基礎技術や将来を担う先端技術の獲得を目指した研究、確実な事業化をターゲットに置くプロジェクト研究と、研究開発を支える研究インフラ部門があります。分析技術やコンピューティングサイエンスを駆使した技術が、次世代技術、新製品・新事業の創出と開発競争の土台となっています。また、国内外の企業、大学、研究機関とも連携し、新技術や技術動向の調査と評価を行う役割も担っています。
素材クローズアップ
事業部研究部門では、フィルム、ライフサイエンス、環境・機能材、機能繊維・商事の各事業部に設置された研究所や技術センターが、それぞれの製品、技術トレンドに直結した研究開発活動を行っています。お客さまのニーズを製品の特性として捉え、事業分野間やコーポレート研究部門と日常的に協力しながら、製品の改良、ラインアップの強化を進めています。
主な開発品
総合研究所内に位置している大津医薬工場では、注射剤製造受託・注射剤処方検討受託・包装受託・試験受託を行っています。医薬品の研究をはじめて40年以上、「製薬会社から医薬品づくりを任される会社」という東洋紡の新しい顔をつくりあげてきました。
開発初期段階から市販品まで、製造・試験を一貫してサポートできる体制と、製剤開発や小規模製造を行う治験薬棟、日・米・欧三極の製造管理および品質管理の基準(GMP)対応の第二製剤棟を有し、より高品質でグローバルな医薬品製造受託事業に取り組んでいます。
医薬事業部HPはこちらから→
https://www.toyobo.co.jp/products/ku/index.html