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インドネシアに包装用ポリエステルフィルムの製造設備を増設~環境配慮フィルムの世界的な需要拡大に対応し、生産能力を倍増~

2022年9月1日 製品・展示会

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 当社は、このほど、インドネシアの大手フィルムメーカーPT. TRIAS SENTOSA, Tbk.(以下「TRIAS」)との合弁会社であるPT. TRIAS TOYOBO ASTRIA(以下「TTA」)に、包装用ポリエステルフィルムの製造設備を新たに増設することを決定しました。環境に配慮したフィルム製品の世界的な需要拡大に対応するため、TTAでは約100億円を投資し、生産能力を倍増します。2024年春に着工、2025年秋の稼働開始を目指します。

 

新たに製造設備を増設するTTAの全景(TRIAS敷地内)

新たに製造設備を増設するTTAの全景(TRIAS敷地内)

 

 

 TTAは、当社の包装用フィルム事業の海外展開の加速を目的に2017年に設立され、2020年初頭より生産を開始。バリア性能に優れた透明蒸着フィルム「エコシアール®」向け原反フィルムをはじめ、各種ポリエステルフィルム製品を、当社やTRIAS、および合弁会社であるPT. TOYOBO TRIAS ECOSYARに供給してきました※1

 環境意識が世界的にますます高まる中、このたび新たにTTAに製造設備を増設することにより、当社グループ全体のポリエステルフィルムの生産能力が大きく向上します。これにより、包装材の減容化に貢献する薄肉タイプのシュリンク(収縮)フィルム「スペースクリーン®」やバイオマス原料・リサイクル原料を使用したフィルム、缶製品製造時の環境負荷低減に貢献する鋼板ラミネートフィルムなど、環境配慮型フィルム製品のグローバルな需要に対応する供給体制の強化を図ります。

 当社は、本年5月26日に公表した長期ビジョン「サステナブル・ビジョン2030」※2において、フィルムのグリーン化※3比率を2030年度に60%、2050年度には100%とすることを目標の一つとして掲げています。今後、環境に配慮したフィルム製品のグローバル展開をさらに加速し、循環型経済の実現に貢献できるよう努めていきます。

※1: 東洋紡 2017年8月4日付ニュースリリース 「インドネシアにパッケージングフィルム生産合弁会社を設立~フィルム事業の海外展開を加速~」 https://www.toyobo.co.jp/news/2017/release_208.html
※2: 東洋紡 「サステナブル・ビジョン2030」https://www.toyobo.co.jp/sustainability/
※3: バイオマス・リサイクル原料の使用や、減容化を実現すること

TTAについて

・社名: PT. TRIAS TOYOBO ASTRIA
・所在地: Desa Keboharan KM 26 Krian, Sidoarjo 61262, Indonesia (TRIAS敷地内)
・代表者: 代表取締役社長 Sugeng Kurniawan
・出資比率: 東洋紡:40%、TRIAS:60%
・事業内容: 包装用ポリエステルフィルムの生産

以上

本件に関するお問い合わせ先

<リリースに関するお問い合わせ先>
東洋紡株式会社
コーポレートコミュニケーション部 広報グループ

TEL06-6348-4210
FAX06-6348-3443

MAILpr_g@toyobo.jp

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