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「メディカル研究所」を総合研究所(滋賀県大津市)に新設、開所式を実施
ライフサイエンス事業の成長実現に向け、製品開発力を強化

2024年4月9日 企業情報

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 当社は、メディカル製品の開発拠点を統合し、このほど総合研究所(滋賀県大津市)に「メディカル研究所」を新設、4月8日に開所式を実施しました。ライフサイエンス事業の成長に向け、医療用膜・プロセス膜や生体適合性ポリマーなど、人々のQOL向上に貢献する製品の開発力を強化します。

 

集合写真

メディカル製品の研究棟「メディカル研究所」

開所式の様子

開所式の様子

 

 当社は2025中期経営計画(2022~2025年度)※1において、バイオ製品、メディカル製品などを扱うライフサイエンス事業を重点拡大事業の一つに掲げています。このうちメディカル製品の研究開発体制を強化するため、このほど約20億円を投資して「メディカル研究所」を新設し、これまで総合研究所内の機能膜開発センターと医療機器開発センターに分かれていたメディカル関連製品の研究開発機能をここに統合しました。これにより、透析治療に用いられるダイアライザ(人工腎臓)向け中空糸膜などの医療用膜や、抗体医薬品の製造工程でウイルス除去などに利用されるプロセス膜、カテーテルや血液回路チューブなどに抗血栓性や炎症反応の抑制などの特性を付与する生体適合性ポリマー※2、神経再生誘導チューブやコラーゲン使用人工骨などの医療機器分野において、当社独自製品の開発を加速します。また、見学ルートやオープンラボを新たに設置するなど、医療機関や提携先をはじめとするステークホルダーとの共創・協業の推進を目指します。

 

 4月8日の開所式には、約70名の当社関係者が出席。当社代表取締役社長の竹内郁夫は、「今後のライフサイエンス事業の成長をリードしていく新たなメディカル製品の研究開発を、皆さんの力でぜひ実現して欲しい」と期待を述べました。

メディカル研究所の概要

・所在地:  滋賀県大津市堅田2-1-1(東洋紡株式会社総合研究所内)
・延床面積:  4,100平方メートル
・構造/階数:  鉄骨/2階建て
・運用開始:  2024年4月
・投資額:  約20億円

 

※1: 当社 「2025中期経営計画(2022~2025年度)」: https://ir.toyobo.co.jp/ja/ir/library/plan.htm
※2: 生体適合性ポリマー特設ページ: https://www.toyobo.co.jp/discover/materials/secone/
 

以上

本件に関するお問い合わせ先

東洋紡株式会社 コーポレートコミュニケーション部 広報グループ
TEL 06-6348-4210
MAIL pr_g@toyobo.jp

※本プレスリリースには、製品についての情報が含まれておりますが、これらはプロモーション、広告を目的とするものではありません。

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