「循環経済パートナーシップ（J4CE）」に参加～「カミシャイン® 離型フィルム」に関する取り組みがJ4CEの注目事例集に掲載～
当社は、このほど、循環経済へのさらなる理解醸成と取り組みの促進を目的とした官民一体の枠組み「循環経済パートナーシップ（Japan Partnership for Circular Economy、以下「J4CE」）」に参加しました。J4CEは、2021年3月に、環境省、経済産業省、（一社）日本経済団体連合会により設立。現在、150以上の企業や団体が参加しています。
当社は、本年5月26日に公表した長期ビジョン「サステナブル・ビジョン2030」※1において、解決への貢献を目指す社会課題の一つとして「脱炭素社会＆循環型社会」を掲げています。主力の工業フィルム事業では、ラベル台紙の水平リサイクル※2を可能にするポリエステル系合成紙「カミシャイン® 離型フィルム」の拡販※3や使用済みのセラミックコンデンサ用離型フィルムを原料として再利用する技術の開発※4などを通じて、産業廃棄物の削減に向けたプラスチックの資源循環を推進しています。
J4CEは、循環経済の実現に向け、先進的な取り組み事例の収集と国内外への発信・共有に注力しています。本年9月15日に公開された「注目事例集2022年度版」において、当社の「カミシャイン® 離型フィルム」を活用したラベル台紙の水平リサイクルに関する業界横断型の取り組みが掲載されました。当社は今後も、J4CEへの参加を通じて循環経済に関する情報共有やネットワークの形成を図るとともに、「脱炭素社会＆循環型社会」の実現に向けた取り組みを加速してまいります。
| ※1： | 東洋紡 「サステナブル・ビジョン2030」 |
| ※2： | 使用済みの製品を、同じ用途に使うために再生するリサイクル手法のこと |
| ※3： | 東洋紡 2022年4月15日付ニュースリリース 「～ラベル台紙のマテリアルリサイクルを促進し、循環型経済の実現に貢献～ポリエステル系合成紙『カミシャイン® 離型フィルム』のリサイクル技術を開発」 |
| ※4： | 東洋紡 2022年10月20日付ニュースリリース 「セラミックコンデンサ用離型フィルムの生産体制を強化 敦賀事業所にコーティング加工設備新ライン（2号機）を増設、量産を開始」 |
J4CEウェブサイト
J4CE「注目事例集2022年度版」
https://j4ce.env.go.jp/publications/J4CE_2022_NoteworthyCases_J.pdf
| ※当社の取り組みは、事例24「ラベル台紙の循環型水平リサイクル『資源循環プロジェクト』」に掲載 |
以上
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